目次
訪問看護の営業を、AIDMAの法則で考える。
みなさん突然ですが、「AIDMAの法則」言うものをご存知でしょうか?
私は恥ずかしながら、最近になって「AIDMAの法則」と言うものを知りました。
ものを売る人、マーケティングなどを詳しい人などはすでに知っていると思います。
このAIDMAの法則とは
- Attention(認知)
- Interest(興味・関心)
- Desire(欲求)
- Memory(記憶)
- Action(行動)
「顧客消費者の行動」のプロセスをしめしています。
これを知る事で、どのように自分たちが、消費者(利用者)に対して、アプローチしたら、売り上げにつながるのかを、考える事ができます。
なぜAIDMAの法則で、考えるのか?
理由としては。100年以上たった今でも、この「AIDMAの法則」は通用するからです。
そして、マーケティングの基本的な考え方なのです。
何もわからずに闇雲に、行動をするよりは、このような昔からある、法則を理解し、活用する事で、より効率に、お客様の集客、売り上げにつなげることができます。
AIDMAの法則のプロセスを理解しよう
まずは、法則のプロセスを説明していきます。この下記の画像のようなプロセスをたどります。
次にこのプロセスを1つ1つ説明していきます。
Attention(認知)
へー、こんな商品あるんだ。
新しいお店できたんだ。
こんなサービスあったんだ、しらなかった。
私たちは、広告やCM・SNS・Webで、商品やサービスを知ります。そして、最後に購入するプロセスを辿ります。いくら良い商品、良いサービスでも知られなければ、購入される事が残念ながらありませんよね。
まずは、自分たちのサービスや、商品をどのようなものかを、知ってもらう必要があります。
では、知ってもらうためは、どのようにすればいいのでしょうか?
例えば、広告を出す、ホームページを作成する。SNS運用をして、自社、商品を紹介するなどを宣伝をしていきます。
その宣伝には、次のinterest(興味・関心)につなげるために、興味・関心をもつような、ワードを入れて宣伝していきます。
「牛のオーナーになれる焼肉店」「栄養士さん、看護師さん、リハビリさんが経営するカフェ。」などすこし自分なりに考えてみましたww
私が考えたもの以外に、大手企業の広告も載せておきます。
ダイエットに悩んでいる方には、ダイエットが続かない方へ/人生を変えるマンツーマントレーニング
そして次のプロセスへ、つなげます。
Interest(興味・関心)
その商品、サービスのCM、広告をみて、消費者の心にさされば、その後興味を持ち、webやSNSなどで調べます。
「ググってみよう」
「こんなお店あるんだ、誰か行ってないか?インスタグラムで#○○で調べてみよう!!」
って思って行動した事はありませんか?ありますよね。
そして、その調べる媒体として、自社のHPや、SNS、人の口コミ、などがあると思います。
アプローチとしては、調べる事ができるように、HPを開設しておくことや、SNSアカウントを持っておく事、メールアドレスや電話番号など、情報を確認できる、連絡先などをわかるようにしておきます。
このように、関心や興味を持たせ、調べた後に、次の段階の「Desire」につなげていきます。
【一口メモ】HPであれば「エックスサーバー」「コノハウイング」がおすすめです。
またインスタグラムの代行会社もあるので、時間のない人も集客のお手伝いしてくれます。
Desire(欲求)
知って⇒興味を持って、調べて⇒欲求がでてきます。
買おうかなー。
行ってみたいなー。
おいしそだなー。
素敵だなー。
他の商品と比べてみようかなー。
このように、考えた事はありませんか?ありますよね。
購買意欲がこのプロセスで出てきます。
しかしここでは、まだ悩んでいる段階です。
この段階では、他のサービスの比較であったり、この商品を使用する事で、どのようなメリットが起きるのかなどの体験談を、伝えるといいでしょう。またこの悩んでいる段階で、無料体験や無料相談などもいいかもしれません。
そうする事で、さらに次のMemory(記憶)プロセスへとつなげる事ができます。
Memory(記憶)
知って⇒調べて⇒欲しくなる⇒覚えておく
今度みつけたら買ってみよう。
休日に行ってみようかな。
もうすこし考えよう。
欲しいと思う気持ちから、次は記憶にとどめておくプロセスにつながります。
その記憶に残っているうちに、Action(行動)へ繋げるアプローチをしていきます。
例えば、再度、記憶からよび起こす(リライト)ために、メールたラインなどで連絡をとり、再度宣伝するのもいいと思います。
そして最後のAction(行動)につなげます。
Action(行動)
知って⇒調べて⇒欲しくなって⇒記憶の中にとどめておく⇒そして購入や来店、サービスの開始につながります。
比較してやっぱり、こっちの方がいいから買おう。
特別な日だし、予約しよう。
あ!!この商品あった、買おう!!
記憶に残らない、サービスや物は買ったりしませんよね。このように記憶に残る、プロセスが重要になります。
サービスを開始にあたり、どのような手続きが必要なのか、商品やサービスの購入後のサポートなど丁寧に伝える事で、安心して購入に至ります。
AIDMAのプロセスからのアプローチ方法(訪問看護編)
基本的には、訪問看護の顧客は、医療機関・居宅介護支援事業所(以下居宅)・地域包括支援センター、ご利用者様直々などです。この中で私の経験から居宅からの、ご利用者の紹介が多いです。
今回考える案として、医療機関・居宅・ご利用者様やその家族にも、使用できる方法を自分で考えてみました。
Attention(認知)・Interest(興味・関心)へのアプローチ
方法としては、まずは認知をしてもらうために、アプローチをしていきます。例えば下の画像の様にです。
例えばこの4つの方法です。
- 広告のうちだし
- SNS運用
- サイト運営
- 口コミ
この4つの方法でアプローチしていきます。
具体的には。。
- 広告は費用が掛かりますが、まずは知ってもらう必要があるので、クリニック、病院、居宅、包括支援センター、スーパー、整体医院、塾や幼稚園、スーパー銭湯など、人が集まる場所に、広告を使用します。
- SNS運用に関しては無料で始める事ができるので、ステーション設立までの、storyを掲載し、その後ステーション運用の日常や、紹介、人材の求人、自分たちの強み、ご利用者の体験談掲載(もちろん許可を得て)などを紹介するなど、さまざまな企業PRができると考えました。ケアマネジャーさんや、クリニックでインスタグラム運用をしてれば、相互フォローすれば、投稿をみてもらい、アピールする事もできます。
- SNSから自社のHPへのリンクを使用し、さらに、自社の事を知ってもらい、人材採用や新規顧客につなげる。
- 口コミは、ある程度自分たちが成長した段階で、効果があるのもですが、いいサービスを提供した対価として得られる評価が、次の顧客へ繋がります。例えば、サービスの質がよければ、サイト評価してもらう事や、インスタグラムでタグ付けしてもらうなど行ってもらいます。
Desire(欲求)へのアプローチ
欲求へのアプローチとしては、まだ欲しいな、良いなと思っている段階であり、まだサービスの利用を決めいません。
その心の中で揺らいでいるときには、「無料体験」「無料相談」など直接話してみる。一度お試し体験をしてみるなどのアプローチを行います。
やはり、一度体験しないと、訪問看護ってどんなサービスなのかわかりません。ある程度の料金の相談などしておくと、サービスと対価にあったものなのかを比較する事ができます。
基本的には保険診療なので、訪問看護の事業所の比較は料金と行うと言うよりは、訪問してくれる人の「サービス精神」や「人柄」といったところになります。そのようなフィーリングの部分も、無料相談や無料体験で実際感じてもらえます。
Memory(記憶)・Action(行動)へのアプローチ
最後に、この二つへのアプローチ方法は、例えばメール、公式LINE、再度具体的な説明で顧客へのサービスへの開始を促します。最近の高齢者世代や、そのご家族様の世代はメールやLINEを使われる方がいるので、活用には問題ないでしょう。
そして時間を置いたあとに「無料体験や無料相談についていかがでしたか?」と言うようにアンケートをとるのもいいと思います。
例えば、「利用したいと思う」「考え中」「利用したくない。」と三択にして、その理由も選択制や、自由記載欄を設けて、実際の声を聞くのも良いと考えています。
また「無料相談」「無料体験」を経験して、その後の空いた期間に、出てきた新たな疑問があれば、それを解決するために、再度具体的な相談をする時間を設けます。
時間と手間はかかりますが、「訪問看護は命を守る仕事」でもあるので、そこは惜しまずに丁寧に説明する時間を設けましょう。
そして最後は納得してもらい、契約のとなります。
訪問看護の営業を、AIDMAの法則で考えてみた。まとめ
まとめ
- 営業には、AIDMAの法則を活用しよう。
- このプロセスは①認知②興味・関心③欲求④記憶⑤行動になっている。
- ①認知⇒広告・宣伝の自社・商品・サービスをアピール
- ②興味・関心⇒調べる事ができる媒体を用意する HP・SNSアカウントなど
- ③欲求⇒サービス利用のメリットや無料相談・体験など用意する。
- ④記憶⇒体験後どうだったのか?再度連絡をとり、リライト(記憶を呼び起こす)する。
- ⑤行動⇒購入する場合は手続きや、その後のサポートを行う。
今回は「訪問看護の営業を、AIDMAの法則で考えるみた。」と言う記事を書いてみました。
みなさん今回の記事いかがでしたでしょうか?
実際今度、管理者会議があるので、自分なりに考えた営業方法を深堀して、プレゼンしたいと思います。
こうやってこれからも、「人生を豊かにするインプット、アウトプットブログ」を更新してきますのでよろしくお願いします。