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新人訪問看護師の勉強方法

訪問看護師は、医療、介護などの保険制度など、病院の看護師とは違う知識が必要となります。

本質ではる看護は変わりませんが、訪問先でのケアの方法は各訪問先で違いますし、在宅は治療の場であり、生活の場となります。

また在宅ではターミナルの自宅での看取りなど、在宅でしか経験できない事も様々であり、経験から学ぶコトが沢山あります。

「訪問看護師って大変そう。」「色々覚える事がありそう」と思われるかもしれませんが、経験していなければ、みんさんスタート地点は同じです。

しかしながら、勉強法で、スタート地点からの、伸びは全然違いますので、今回の勉強方法を参考にしてくれればと思います。

新人訪問看護師の勉強方法 何から始める?

その日に訪問した、ご利用者様の事について勉強するのがおススメです。

闇雲に医療保険介護保険の事や制度についてなどを勉強するよりは、まずはその日に訪問したご利用者さんの事につて勉強する事をオススメします。

なぜならは、この3つの理由があるからです。

  1. 得た情報から、学習につなげやすい。
  2. インプットしてすぐにアウトプットにつなげる事ができる。
  3. 繰り返すことで、記憶に残りやすい

ではこの、3点について、1つずつ解説していきましょう。

新人訪問看護師の勉強方法 得た情報から学習につなげる。

実際のご利用者さんへ訪問する前には、事前に情報収集をすると思います。

その情報収集する媒体は、看護記録であったり、サマリーフェイスシートなどです。

その情報から、ある程度頭の中で、「今度のご利用者さんは、こんな感じかな?」とイメージすると思います。

しかし、実際訪問してみると、イメージとは違う部分がいくつも出てきます。

例えば…「ガン末期の利用者さんか、癌性疼痛あると書いてあるな。どんなんだろう?実際あって、聞いてみたら、急に痛みが出てくるっていってたな。どうしたらいいんだろう…

このように、記録には書いていない事も訪問先では急に起こる事があります。

今回は疼痛についての内容ですが、

そこで知りえた情報や疾患の勉強や、保険、利用しているサービスなど、現状の状況と学習を結びつきやすい状況になるのです。

そして次に説明するアウトプットつなげる事ができる。記憶に残りやすいにつながります。

新人訪問看護師の勉強方法 インプットとアウトプット

学習でインプットした事を、アウトプットしなければ、インプットした意味がありません。

そしてすぐにアウトプットにつなげる事ができなければ、インプットの継続も難しくなり、学習意欲も湧き出てこなくなります。

そうならないために、実際の利用者さんへアウトプットする事で、やりがいを持つ事ができ、学習意欲の向上につながります。

もちろん学習意欲だけなく、利用者さんへのプラスになる還元が前提である事を忘れてはいけません。

例①続き「急に痛みが出るって、なんでなんだろう?調べてみると突出痛ってあるんだな。この痛みに対してはどう対処したらいいんだろう?即効性のある痛み止めを内服するのか。一度先生に相談してみよう。」

 

新人訪問看護師の勉強方法 アウトプットから記憶に残す

1のイメージ、2のアウトプットの経験の過程から、自分の記憶に残りやすくなります。

実際研修など受けても、それを活用しなければ、徐々に記憶の片隅に追いやられて、いつの間に記憶自体がどこかにいってしまいます。

私もそのような経験が何度もありました。

しかしアウトプットをした内容は、その頻度にもよりますが、割と覚えているものです。

具体例から学ぼう

1.イメージ「ガン末期の利用者さんか、癌性疼痛あると書いてあるな。どんなんだろう?実際あって、聞いてみたら、急に痛みが出てくるっていってたな。

2.インプット「急に痛みが出るって、なんでなんだろう?調べてみると突出痛って言のか。この痛みに対してはどう対処したらいいんだろう?ふむふむ、即効性のある痛み止めを内服するのか。一度先生に相談してみよう。」

3.アウトプット「先生に相談してみたら、頓服の痛みどめが処方された。突出痛の時にそれを内服する事で痛みが軽減できたぞ。こんな時は、こうやって対処するんだな。」

これは疾患やその症状で表してみましたが。介護保険や医療保険についての勉強も同じ様に勉強すると頭に入りやすくなります。

1.イメージ「このご利用者さん要介護4か、その割にサービスあまり利用していないな。実際会ってみたら奥さんが1人で頑張って大変そうだな。」

2.インプット「要介護4ってどのぐらいの単位数あるんだろう。こんなにもあるんだな。後期高齢者で1割負担か。奥さん大変そうだし、利用できるサービスないかな?デイサービス、ショートステイとかどうだろう?ケアマネさんに相談しよう。」

3.アウトプット「デイサービスで行けて、奥さんも少し介護負担軽減してよかった。本人も楽しそうにデイサービス行ってるみたい。こんな、場合にはこうやって対処するんだな。」

といった要領で知識を深めていくのが一番効率がいいです。

私も初めは、保険制度の本を1ページ目から読んで勉強しましたが。読むだけでは、なかなか頭に入ってきませんでした。

実際のご利用者さんと照らし合わせて、勉強することで理解を深める事ができ、それをアウトプットする事で記憶に残る様にしてきました。

まとめ&おわりに。。

イメージからのインプットからのアウトプットで記憶に残る

関わり利用者の事から、掘り下げて、調べて学習し得た知識が身についていきます。その知識を存分に、利用者さんへ還元していきましょう!!

そうする事で、記憶に残り、この経験が、次の新たな利用者さんにも使える、技術や知識になっていきます。

他にも、私はこんな勉強方法がオススメだよっとあれば、ご意見聞かせてください!!

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。より良い看護を目指してみなさんと学んでいればと思っています。

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