今回は「訪問看護に興味がある。 最終的には訪問看護を目指したい」と思っている人にむけての記事になります。
この記事を読むことで
- 訪問看護の需要について理解する事ができます。
- 訪問看護と病院の違いを理解する事ができます。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!!
下記内容のブログも書いてます。訪問看護の1日について記載していますので、一度ご覧いただければと思います。
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では早速本題にとりかかりましょう!!
目次
まずは訪問看護の需要
結論から言うと訪問看護の需要はあります。
理由は、この図でもわかるように、日本の高齢者の数は増えているのが現状です。
このように、高齢者が多くなると、病気にかかる方や、介護が必要となる方が、増えます。
そのため、介護や医療の需要も多くなるわけです。
次に訪問看護の利用者数です。すこし古いデーターではありますが、介護保険・医療保険ともに、右肩上がりの状況です。
高齢者が増える、そして、訪問看護の利用者数が増える。
利用者が増える事で、訪問看護ステーションの数も増える。
この事から訪問看護ステーションの数も上記の図のように、年々上昇しています。
このように、訪問看護は、日本のこれからの高齢者の数の増加により、需要があるものと結論付けます。
では次に、みなさんお待ちかねの訪問看護の概要についてです。
病院のナースステーションが訪問看護ステーションに
病院なら、ナースステーション。
在宅では訪問看護ステーションになります。
イメージとしては、病院のナーステーションが、病院外にでた。
それが訪問看護ステーションです。
病院ではナースステーション=看護師の場所ですが、訪問看護ステーションには、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの他職種も在籍している、ステーションもあります。
つまり、コメディカル集団です。
そのコメディカル集団を管理するのが、看護師です。訪問看護ステーションの立ち位置としては、管理者なれるが、看護師のみとなっています。
つまり、管理者を長として、訪問看護ステーションは、独立したナースステーションになります。
病院内の主治医があちこちに
病院と同じで、訪問看護ステーションの看護師も基本的には、医師の指示のもと、訪問看護を提供しています。
主治医は地域のクリニック~大学病院まで、多岐にわたっています。
例えば、ご利用者様のAさんは○○クリニックの先生。ご利用者様のBさんは、○○大学病院の先生
と、一人のご利用者様に対して、一人の主治医が存在します。
そのため、あちこちのクリニックに主治医がいるため、その主治医の指示のもと、私たちは訪問看護を提供します。
○○号室が、○○番地へ
病棟では。○○号室の○○さん。
在宅では。○○番地の○○さん。
こうなります。
つまり病室が自宅になるわけです。
しかし病室のように、ルールには縛られていません。そのご利用者様のライフスタイルに合わせたものが、その自宅でのルールとなります。
また訪問先が、徒歩で訪問できる場所もあれば。自転車、自動車など、移動手段は、ステーションによって様々です。
私の所属しているステーションでは、移動時間が30分程度かかる場合もあるので、訪問時間意外は、移動時間と記録や諸連絡に使用する時間がほとんどとなります。
ちなみに、病室ではナースコールがありますが、在宅でもナースコールみたいなものはあります。それは、緊急時の対応を契約している方から、かかってくる電話が、在宅でのナースコールになります。
ひとつ注意しなければならないことは、病室とは違い、ご自宅に上がらせていただくので、接遇面は病院にくらべると、必要になるので、接遇面を注意が必要です。
まとめ
- これからも訪問看護の需要は多い
- 訪問看護ステーションは、独立したコメディカル集団
- 主治医は地域のクリニック~大学病院まで多岐にわたる
- 病室が自宅へ。ルールはその人のライフスタイルに合わせたもの。
今回は「病院と在宅の違いから分かる‼訪問看護の現場」と言う記事を書きました。
今回の目標は達成できましたか?
- 訪問看護の需要について理解する事ができます。
- 訪問看護と病院の違いを理解する事ができます。
制度の話は抜きにして、お話しましたが、基本的には、病棟の看護師とおおきく動き方が変わりません。
「医師の指示のもと、療養上の世話、診療の補助」この二つは変わらりません。
その環境が、病院ではなく、ご自宅にかわるだけです。
自宅では、その人らしさを重点した、個別性の強い看護を提供する事ができます。
そのような、個々の生活スタイルに合わせたケアに興味のある看護師さんは、是非!!訪問看護の世界で一緒に働きましょう!!