訪問先に移動する手段として、どのようなものを使われていますか?大体は自転車、自動車だと思います。ステーションによっては、バイクもあるのかな?ステーションから近ければ、徒歩でも移動は可能だと思います。私の勤めている、訪問看護ステーションは自動車を移動手段として使用します。今回は訪問看護の移動方法や、移動時の過ごしかたについて、リアルな訪問看護師の日常を記事にしたので最後まで読んでくれたら嬉しいです。
目次
社用車?自家用車?
『基本的には社用車』を使用します。
朝にステーションへ出勤し、ステーションの社用車に乗り換え、ステーションから訪問先へ向かう。その後訪問が終われば、ステーションに戻り、自家用車に乗り換え帰るのが基本的な流れるになると思います。
私が務めるステーションでは、直行直帰が許されているので、社用車は自宅の駐車場に置き、出勤時には自宅から訪問先へ直接向かいます。そして勤務が終了すれば、訪問先から自宅へ戻ります。直行直帰なので一度ステーションへ戻らなくていいので時間を有効活用する事ができます。
支給される社用車の管理は自分で行わなければいけません。当たり前の事ですが、ガソリンの補給やオイル・エレメントの交換、車検、洗車、テールランプ切れなどです。費用は会社が出してくれますが、オイル・エレメントの交換などは忘れがちなので、時々チェックが必要となります。駐車場の契約が必要であれば、契約関係の書類や月極の費用を会社に提出しなければなりません。
勤め先にはよって社用車か自家用車かは違うと思います。ある事業所では、会社が車の購入を何割か負担してくれて、車検やメンテナンスなども会社が負担してくれる所もあります。その会社の代表の方と話をした時に、アウディA4で訪問している方もいるとか(笑)そこそこ車体も大きいので、訪問先が限られてるらしいです(汗)しかしその方は、ほとんど休みなしで、よく働くスタッフらしく、子育てが落ち着いたから、訪問数をセーブしてると言う理由があるみたいです。
運転中の注意点は?
『交通ルールを守りましょう』
あたり前の事ですが、訪問先への移動中に、スタッフや、病院、ケアマネージャーなどの外部の方から電話が入る場合もあります。そのまま走行中に出てしまうと、「ながら運転」とみなされ、警察に捕まると「6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金」が課せられる様です。また反則金も18000円と3点の減点があるとか。。。そして事故を起こすと罰金がもっと増加してしまいます。そこで対策としては一旦停車するのが一番シンプルで良いと思います。ほかの方法としては、イヤホンです。スマホについてくるイヤホンって音楽以外に使ってなかったのですが、割とこれが便利なんです。しかし私の場合は電話での情報共有の際に、忘れないようにメモをとる習慣があります。運転・電話・メモと多重課題になるので集中が分散してしまい、危険な状況になる事が考えられるので、一旦停車して落ち着いて対応するの一番良いのかなと思います。
訪問中の移動でよくあるのが、訪問先への時間が間に合わない可能性があるときです。その場合は気持ちが焦ってしまい、スピードを出してしまう時があるので、そこは無理せず、利用者さんへ遅れる理由と、大体の到着時間の目安をお伝えしましょう。スピード違反で捕まる恐れや、事故を起こす可能性もあります。焦らず、事前に利用者さんへ連絡を入れましょう。
ご利用者さん宅周辺の駐車場も事前に確認しておきましょう。周りが駐車禁止の場所であれば、近くのコインパーキングや、ご利用者さんが契約している駐車場や自宅周辺でも止めて良い場所なども確認しておきましょう。
他にも、一方通行や、一旦停止なども注意が必要です。今まで私は勤務中に捕まった事がありませんが、勤務中に捕まった同僚もいます。普段行かない場所にも訪問する事が多く、知らない地域の交通状況などを把握していない場合もあります。運転に集中し、標識を確認し、交通ルールを守りましょう。
車での訪問で良いところ、悪いところ
『車の運転が好きなら◎車の運転が嫌いなら✖︎』
まずは悪いところ×
- 雨の日や、週明けの朝の混み具合がスゴイ
- トイレに行くタイミングが難しい
- 肩、腰、脚がこる
休みあけや、雨の日の渋滞はひどく、訪問先に行くルートの混みが予測される場合は普段より早く出勤しなかればなりません。車で移動しながら訪問先に向かうので、トイレに行くタイミングが難しいんです(笑)私の場合はコンビニでトイレを使用する。その際はトイレだけだと、申し訳無い感じがあるので、キシリトールガムを1個購入し歯をすぐに磨く事ができないので、口臭対策や虫歯予防をコレで補っています。あとはスーパーマーケットのトイレや、ドラッグストアの外のトイレなどを使用しています。
車の運転をしていると、座っている時間が長くなので、肩、脚、腰がだるくなります。対策として車内から出てストレッチこれに限ります。訪問看護を始めてから、歩くことが減ったので、運動不足です(笑)
最後に良いとろ◎
- 雨、風、暑さ、寒さをしのげる
- 自分だけの空間
- 初めての場所で初めての発見
車内だと、雨、風をしのげるのは大変ありがたいです。暑さ、寒さはエアコンで調整して対応できるし、快適です。自転車訪問だと、そうは行きませんからね。傘だけあれば、駐車場からも移動も問題ありません。傘を持って行く際は、訪問先への置き忘れに注意しましょう。私は何度か傘を忘れてしまった事があります(汗)車内では基本的に1人なので、自由です。1人の空間でホッと一息つく事ができます。訪問先が普段行ったことのない場所が多いので、ここにこんな場所があったんだ!!ここのお店行ってみたいなーとか。この細い道が、ここにつながっていたのか!!など新たな発見があります。
良いところ、悪いところは個人の価値観があると思いますが、僕はこの3つをあげてみました。一番僕は良いなと思うのは、1人の空間で自由に過ごせると言う所が最高に良いところだと思います。次にその自由な空間をどう過ごすか、これも少し個人的な意見を踏まえて、お伝えします(笑)
僕はこうやって過ごしています。
『自由な空間を、自由に快適に』
移動中であれば、リラックスや気分を高めるために、音楽を聴いたり、アイフォンのアプリでヴォイシー、ポッドキャスト、flierなどを聴いて、隙間時間を活用しています。
休憩中は、お昼休憩は作ったお弁当を食べたり、自宅で淹れたコーヒーを飲んだり、次の訪問の情報整理や、報告、連絡、相談などの情報共有などして、少し眠たいなと思ったら、座席を倒して、寝ます(笑)と言うより目を瞑ります。アラームセットして横になる。少しの時間だけこれをすることで割と頭と目がスッキリします。昼寝には集中力を増すなどメリットが豊富なので是非お試しあれ。
あったらいいな便利なアイテム
車内訪問あったらいいなのアイテムを紹介します。
- イヤホン Bluetooth対応だと、アップル、アンドロイド製品も使えてお得
- スリッパ 休憩中に履き替えると靴のストレスから解放されます。
- サンシェード 夏の日差しにはこれがあれば嬉しい。
- トランスミッター 音楽好きなら、ラジオ回線で好きな音楽を流そう
- マイボトル 夏はアイス、冬はホット好きな飲み物をいれよう。
個人的にあげてみました。一旦停車ができない場合もあるので移動中の連絡手段として重宝するアイテムです。
まだまだ便利なものはありそうですが、季節によって便利グッズも変わると思うので、少しずつ紹介できれば良いかなと思っています。
最後に
今回は訪問看護の移動方法について記事を書いてみました。私の勤め先は、地域性もあり、自動車での訪問しかやっていません。自動車での訪問は運転免許や多少の運転技術は必要となります。免許証さえあれば、技術に関しては運転していく内に慣れてくるので、そこは問題ないのかなと思います。是非自分好みの快適空間を作って、次の訪問先に備えましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。より良い看護を目指してみなさんと学んでいればと思っています。
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