皆さんこんにちは!!カズヒロです。
今回は点滴依頼が来たときにどうするの?という事を記事を書いていきます。
目次
点滴依頼!!焦るな大丈夫!!
病院では点滴指示があって、薬剤師さんが持ってきてくれる場合や、病棟のストック薬を使用したり、対応は様々です。
しかし在宅の場合は、主治医により、同じ種類の輸液ですが、取り扱っている薬剤が違います。
そのため、ストック薬というものが使えないのです。。。すぐに投与できないのは、限られた時間中での業務なので、焦りますよね。
一つ一つ、どのような流れで対応するのかを解説します。
点滴依頼!!まずは物品をとりに行こう!!
あたり前ですが、物品がなければ、点滴を投与する事ができません。
医師から依頼があったら、物品をとりにいきましょう!!
とりにいく前にチェックしておく事があります。
チェックポイント
- まずはスケジュールの確認を行う。
- 再度訪問できる時間を確認しておく。
- 点滴を吊るす場所の想定と、その際に必要な物品を予想する。
自分のスケジュールを確認する。
先生「点滴今日からお願いします。」と依頼が来たら、まずはスケジュールを確認しましょう。
クリニックまでのおおよその所要時間と、次の訪問までの時間管理をしなけばなりません。
クリニックまでのおおよその所要時間は、グーグルマップで調べれば、ある程度予測できます。クリニックの物品の引き渡しであれば、さほど時間はかかりません。長くても10分程度でしょう。
もし自分の時間に余裕がなければ。他に取りにけるスタッフがいなか、確認しましょう。
訪問のスケジュールによって、自分で全て行う事が困難な状況があります。訪問看護は単独での訪問となりますが、チームで動いている意識も忘れずに、他のスタッフの力を借りましょう!!
取りに行ける時間帯がわかれば、クリニックに一報入れておきましょう。
そうする事で、相手もその時間までに準備をしてくれますし、それに合わせて業務を行う事ができます。
再度訪問できる時間を確認する。
訪問先で、再度訪問できる時間がわかれば、その際にご本人に伝えておきましょう。
そうする事で、ご利用者さんのスケジュールにも影響しませんし、急に点滴投与となって、不安がるご利用者さんもいられると思います。予定を伝えておく事で、「この時間帯に来てくれる」と安心される方もいます。
空きスケジュールがなく、その場での調整がむずかしい場合は、電話での連絡でも大丈夫です。
再度訪問する際には、忘れず連絡しましょう。
点滴を吊るす場所と、その際に必要な物品を予測
ご自宅の構造により、ベッドの位置は様々です。
ベッドの左右から、降りれる場合と、壁付にしており、一方しか降りれない場合があります。
図
その際に点滴をどこに吊るすか、ラインの長さは足りそうか?長期的に点滴が必要であれば、留置針が必要か?留置できる血管はどうか?などなど。
ある程度想定しておくと、もらう物品も明らかになり、自分たちの対応も楽になりますし、ご利用者さんも安全に点滴や注射を行う事ができます。
点滴依頼!!物品をもらった時に確認しよう
物品をもらった際には、以下の内容を確認しましょう。
チェックポイント
- 在宅患者訪問点滴注射指示書の交付があるのか。
- 点滴の内容と物品が揃っているか。
- 医療廃棄物の処理方法の確認。
在宅患者訪問点滴注射指示書の交付があるのか。
週3日以上の点滴あれば、「在宅患者訪問点滴注射指示書」の交付が必要となります。
週に2回であれば、その指示書は不要であり「訪問看護指示書」に記載してもらえば問題ありません。
指示書の詳細については新人訪問看護師が知っておきたい 〇〇指示書 と言う記事を書いていますで、ご参照いただければと思います。
訪問看護ではほとんどが、口頭での指示なので、指示書には、指示が明確に記載されているので、その際に交付してくれれば、間違いを防ぐ事ができます。
しかし、私の経験上、先生も忙しいので、物品を取りに行った際に、交付される事がほとんどありません(笑)後日交付となるケースが多いと思います。
そのため、間違い防止のためにも、メモと口頭での復唱して、間違いのないようにしましょう。
点滴の内容と物品が揃っているのか確認。
前文で説明した通り、在宅では、ほとんどが口頭指示です。点滴や注射の種類が合っているのか、しつこい様ですが、メモをとり、最終復唱し確認しましょう。
そして、物品をもらう際に、重要になるのが、「点滴を吊るす場所と、物品の予測」です。
最低、輸液、点滴ルート、アルコール棉、翼状針さえあれば十分に対応可能です。
そして、必要時(延長チューブ、三方活栓、連結管、シリンジ、ピンク針、エア針)など用途に合わせて必要な場合があります。
今から対応する、ご利用者さんの環境を想定し、物品をもらいましょう。
そのため、事前に必要な物品をメモしておくと、物品を受け取り際に、忘れずにいただく事ができるのできます。
物品が足りない!!は残念な結果になります。
もう一度クリニックへ行くのも二度手間。。。
準備一番です(笑)
医療廃棄物の処理方法の確認
これはクリニックにより、処理方法が違うケースがあります。
だいたいは、針、アンプル、バイアルはそれぞれ、空き瓶に入れて、医療機関で破棄してもらいます。
しかし、クリニックによっては、点滴であれば、ゴム栓に刺して、持ってきてほしいと言われる場合もあります。
これは稀なケースです(笑)
そこ独自の方法もあってりするので、一応ここは確認しておいていいと思います。またクリニックによって特徴が違う場合は、事業所内で共有しておくといいでしょう。
まとめ&最後に
点滴依頼時の確認
- スケジュールの確認し、空きの時間で物品をクリニックに取りにいく
- 訪問先で、点滴実施を想定し、もらう物品を決めておく。
- 再度訪問する予定時刻を伝えておく
クリニックでの物品受け渡し
- 点滴の指示を確認。メモ忘れずに。
- 物品を確認をする。
- 点滴指示書(点滴3日以上であれば)の交付依頼(急ぎではない)
- 医療廃棄物の処理方法(急ぎではない)
準備までの、大まかな流れができれば、後は実施するのみです。
その実施でうまくいけば、嬉しいのですが、そこでつまづく事もあります。
私ごとですが、翼状針での一回刺しの点滴の経験が、久しくなかったので、やや苦戦した部分もありました。
次回は、在宅での実施の実際と、血管確保のコツを記事にして書きたいと思います。
今回は点滴の指示から、準備までの流れの記事を書きました。
あたり前の事と思いますが、、、在宅を知らない方にとっては、新鮮な内容だと思います。
またあたり前の事を、記事にする事を、まとめる事で、「想定して動く」事ができる様になる!!つながると私は考えています。
今回であれば、移動時間や提供の予測や、点滴の投与の予測など。予測することで、訪問先でのトラブルを回避ができますし、提供もスムーズに対応できます。
予測して、組み立てる癖が大事だと自分自身に言い聞かせて記事を書きました(笑)
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